Yutaka Kashiwagi Blog

Beauty Force

今年もビューティフォースの総会&納涼会が行なわれました。

あれから4年4ヶ月が経ち、

今年度の活動で一区切りさせていただくことになりました。

我々が出来る事、この業界内で出来る事、

微力ではありますが試行錯誤でやれる範囲を可能な限り支援してきました。

 

自分は残念ながら今年は参加できななかったのですが、

6月には盛岡で1200人の美容関係者の方々に集まっていただき、

最後のビューティフォースセミナーが大盛況で行なわれました。

一昨年の仙台、昨年の郡山、そして盛岡、

我々メンバーと被災地の美容師の方々との心が繋がった様に感じました。

なかなかこれだけのメンバーが仕事抜きで一つのイベントに集まるのは、

体験したことがないし、おそらくこの先も無いでしょう。

 

この節目の日に、ちょっと考えてみました。

自分達は何が出来たんだろうか・・・?

本当に役に立ったのだろうか・・・?

 

震災後に、誰から強制されたわけでなく集まったメンバー。

あまりにも名前が通っていた美容師ばかりで、嫌なバッシングまで受け、

初めて街頭募金活動に立ち、表参道ヒルズで支援イベントを行い、

初めて被災地、福島の相馬にボランティアカットに行き、

被災地の風景を目の当たりにして言葉を失った。

あの日、車の中から見た景色はおそらく一生忘れないでしょう。

 

釜石、大船渡、大槌・・・

もしかするとこんな事でもなければ、

生涯行く機会が無いかも?という場所にまで行き、

大雪の日に一人で相馬のチャリティーセミナーに行った事も、

大変だったけど、心に残る1日でした。

もし自分がビューティフォースに参加してなければ・・・

普段は見る事の出来ない風景や、人に出会えることが無かったですし、

どうしていいか分からず、とにかく出来る事だけをやってきたこの4年4ヶ月、

自分の人生に於いて、貴重な時間を頂いた様に思います。

 

美容師として、組織のTOPとして日頃活動してる面々の、

あの事態の中で考え出される哲学や信念に触れ、大変勉強させられましたし、

様々な経験の全てが人として、美容師として役に立ったと思います。

 

人は人と絡み合い生きている。

サロンでも、社会でも、一人では生きていけないし、

誰かの支えがあってこそ生かされている場面ばかりだと思う。

誰かが自分を求めていて、それに答えようとする瞬間にこそ、

生きている価値を見いだせる。



美容師なんて仕事をしていると、

とかく1人の力で何でも創り出せるような錯覚をしてしまう時がある。

本当に一人で生きている人間なんかいないし、

だれかの支えがあってこそ生かされ、独りよがりな自分は恥ずかしくなる。

 

自分は基本つるむのが嫌いです。集団行動も苦手です。

でも、だれかの支えになって、だれかに支えられている。

そして高め合って行く事が本当に大切な事で、

それを再確認させられたこのチームに参加できたこと。

自分の財産になりました。

 

ビューティフォースの名はこれからも残ります。

無いことを祈りますが、またあの日のような事があったら、

今以上の支援が出来る自分になっている様、

美容を通じてもっと成長していきます。

 

皆様、ありがとうございました。