Yutaka Kashiwagi Blog

問題

カットの練習は、今では当たり前の様に早い段階から

モデルさんに来て頂いてレッスンをしていますが、

昔はモデルさんでレッスンをする段階は、殆んど最終段階で、

なかなかウイッグカットの時代から抜け出せず、

その分ひたすら無表情の人形に向かい合っていた。

切れば良いってもんじゃないけれど、月に30体位カットして、

気が付いたら給料が無くなっていた・・・なんて事もあったけど、

その全てを先輩を捕まえてチェックしていただき、

駄目出しされて、また繰り返す。

 

今だったらしつこいアシスタントだっただろうな~と思うし、

それにずっと付き合ってくれた先輩がいてくれたからこそ、続けられた。

レッスンのスケジュールなんか無かったし、

とにかく寝る時間が惜しくて・・・

今の若い世代は、スマートにスケジュール化されたレッスンをこなして、

それ以上の貪欲さは感じられない。

誰よりも早く、誰よりも上手く、誰よりも褒められたい。

それって強く想って恥ずかしい事ではないし、

スタッフ間で「ライバル関係」なんて言う気持ちも、今あるんだろうか?

それもこれもそんな風潮を創ってきたのが自分なのかもしれないし、

美容師として、人間としてもっともっと背伸びして、尖がっても良いと思う。

 


もう一度

1月もあと少し、昨年末から少しずつ見直しをしてきている諸々の事。

改善に向けて、スタッフそれぞれがもっとしっかりとして欲しい。

おもてなしの心、ご満足いただける技術・・・

 

当たり前の事を当たり前以上にやらなければ評価は得られず、

「この程度のスタッフ接客態度で、同じ料金で、

同じ技術力ならば、他に行く!」と、

1通のアンケートでご指摘を受けたのが現実。

私達が頂いている料金は決して安い値段ではなく、

この界隈のサロンでもちらほら見かける、質より量的な考えのクーポンや、

異常なまでの安売りの集客方法とは一切無縁であって、

私達の提案出来るデザイン、提供できるサービスを、

私達の設定した値段で買って頂いているわけで、

現状では評価に値しない!きつい言い方をすれば払う価値なし!と、

一部のお客様ではありますが、そうご指摘を受けている事を真摯に受け止め、

自分達が考える『当たり前以上』に取り組む必要があるはずです。

自分達の目指す理想形を曲げる必要なないけれども、

いつでも疑問をもって、見つめ直しながら取り組んで行って欲しいです。

来週も頑張りましょう!



デザイン

何年たっても、この仕事をやっていて満足いくデザインは創れない。

幾度となくトライしても、自分の創るデザインは背筋が凍る想いで見る。

それよりも恐ろしいのは、自分が創るデザインに満足した時。

だから追いかけたい。だから自分を超えたい。だから続けられる・・・

自分印が見え隠れして、それに目を覆いたくなり、それを払拭したく、

だからまた今日も髪に向かい合う。

 

自分が見てきた先駆者たちは、どうだったのだろう?

とにもかくにも自分は追いついていないどころか、見失いかけている。

そんなサイクルは何時も訪れる。

キャリアを増すごとにその瞬間は重くのしかかり、

今年はどれだけ出来るのだろう?

苦悩は続くし、それは永遠に続くのかも。


本年もよろしくお願いします!

明けましておめでとうございます。

本日より、平常営業が始まりました。

今年は昨年の反省もふまえ、やるべき事は、

誠意をもって、ただただお客様に喜んで頂けるデザイン、

サロン環境を創って行く事しかありません。

難しい事は考えず、目の前にやるべき事に常に前向きに取り組み、

少しでも高く手を伸ばして行きます。

皆様、本年もよろしくお願い致します。

 

rivage スタッフ一同