Yutaka Kashiwagi Blog

納得

全然仕事には関係ありませんが、お客様にプレスチケットを頂き、

出勤前に、生まれて初めて「東京モーターショー」に行ってまいりました!!

 

昔、車のデザインは未来を方向づけると言われていましたが、

やっぱりスーパーカー世代の自分にとってはちょっとがっかりで、

沢山の報道関係の方々が群がるのは様々なエコカーばかり、

アメリカやアジアのメーカー等の多くは不参加で、

日本メーカーと日本で売れているドイツ車が殆んどの、

ちょっぴり寂しいものでした。

 

まぁ、確実に自動車は子供達の憧れの対象ではなくなりますね!

いまどきの若者は、「必要でなければ自動車なんか欲しくない。」

って気持ちも十分わかりましたし、そういった意味で言っても、

やっぱり自動車を見ていれば、なんとなく未来が見えてきますよね。

しかし、車庫入れも自走でやってくれて、スマホで呼び出したり、

ありとあらゆるエコカーを見せつけられたら、

そりゃあ帰りの運転はエンジン回転数低め運転になりますよ!

 

次はエコカーかな~・・・いやいや、

そんなつまんない大人にはなりたくない!!


足元

来年に向け、様々なお仕事のご依頼をいただく時期になりました。

rivageブランドにご期待いただいてのお話であり、本当に有難い事です。

そんな事とは反面、現場の意識をもう少し考える時期でもあります。

 

厳しい一年が終わろうとして、来年こそはhappyだらけの1年でいたい。

そんな期待と前向きな気持ちばかりが先行していて、

肝心な足元を見落としている事も多い今日この頃じゃないのか?

先日も技術面でお客様からご指摘を受けました。

 

間違っちゃいけないのは、我々は選ばれる側の立場であって、

世の中にはコンビニの5倍のサロンの数があり、

その中で選ばれなければならない。

ご来店動機はお客様にとって様々ではありますが、

自分達の理想としているサロンの流儀が、

しっかりとお客様に伝わっていなければ意味がない。

 

自己都合はサロンでは全く関係なく、

床の目線で見れないスタイリストもダメ!

お客様の心を見抜けないアシスタントもダメ!

お客様の全ての入り口となるフロントは、

単なるお手伝いの意識でいられてはダメ!

 

ビジョンだなんだと自分の足元も見えない美容師が何が出来ますか?

こう言う事は繰り返しあり、その都度しっかり学習出来ていかなければ、

何時か大切なうちのお客様にも見捨てられてしまうよ!きっと。

 

来年は飛躍の年なんだから、

こんなレベルでいっぱいいっぱいなんて言われたら困りますよ!ほんと。

求められるチームであり続けるために、

今一度気持ちをしっかりと持ち直す時間です。

 


30代

美容師は就職して30歳くらいになるまでは、

ただひたすらに、技術だけを追いかけて走って行くもんだと思う。

自分が少しでも早く、見た事の無い景色を見る為に前しか見ずに、

ただがむしゃらに走れるのがその頃。

 

最近では20代で失速してる若い人もよく見ますが・・・

その辺はここでは問題外の話。

ある程度自分の前に課せられたテーマを一通りクリアし、

何となく売上も伸ばしてそこそこの結果を出して、

誌面等でもそこそこチャンスをものにして、

そこそこの作品も作れるようになり、

そんなこんなで30歳ぐらいになる。

 

ターニングポイントがそこにある事は誰にでも解りますよね!?

20代でやってきた、たかだか10年間だけれども、

皆それぞれそれなりに頑張っていると思う。

でも、そのどれもが用意されたレールの上を上手に歩いて来ただけの事。

実は真価が問われるのは30代にあって、

20代の10年間で頑張って来た結果を、どの様に活かすかの勝負であって、

それからまた10年後にそのステージをクリアした者だけが、

何らかの「形」を手にする事になる。

同じ無我夢中な10年でも、20代の10年とはまったく中身が異なる事を

予想した方が賢い。

 

自分が30歳の時は、時代はカリスマ美容師ブームが全盛期。

当時自分が所属していたサロンはテレビ番組に参加していなかったので、

業界内でのサロンとしての知名度は高かったけれど、

一般的には時代には取り残される形となっていた。

その知名度もそのサロンのオーナーの飛び抜けた技術力によるもので、

自分はその中でなんの役目も果たせていなかった。

 

それが自分のターニングポイントだったんだと思う。

当時、テレビと雑誌では美容師自身が目立ち過ぎていて、

サロンの現場でお客様が抱いている「求められている商品」

と言うよりは、勝手に自己満足に酔っているデザインが多い印象を持った。

自分はサロンワーカーでサロンが好き。

沢山のお客様に来て頂くためには、お客様の求める事を主に考え、

空いている日はほぼ毎晩、雑誌に提出する企画書を書き続けていた。

「サロンと誌面をつなぐ、お客様が喜ぶ楽しい企画」

来る日も来る日も書き続け、それを名刺を頂いた編集の方に送り続けた。

 

今考えると結構いい迷惑だったと思う。

リアクションなんかそんなに無かったし、でも夢中になって続けた。

そんな感じでしばらくすると、1誌、2誌仕事を頂くようになる。

でも、全く自分が考えた企画ではなく、カリスマさん達が巻頭で登場している、

後ろのページでチョロチョロとテーマに合わせた企画でスタイルを作っていた。

そんな環境になってきたので、今度は企画書を手渡し出来る環境になる。

手土産のように、毎月企画書持参のヘアカタ撮影です(笑)

そんな風にやっているうちに、自分の企画を頂くようになる。

その後、ある雑誌では2~3年間ず~と自分の企画をたたき台にして

誌面展開をして頂いた事もありました。

 

長々と語っていますが、何が言いたい?かと言うと、

そこに計算も何も無く、お客様の為、自分の為、自分がいるサロンの為、

自分の可能性を信じて、20代とはちょっと違ったがむしゃらがそこにはあり、

物事を悟ってしまったら終わりだから、体当たりで心続く限り進んだ。

「時代がこうだから・・・」「環境がこうだから・・・」ではなくて、

そんな事は自分の辞書にはな~い!!みたいな勢いで、

持たされた時間をとにかく無我夢中でやり続けた。体力の続く限り。

そんなシンプルな熱意だけは持ち続ける事が大切だと言う事。

 

自分は普通の人間で、とても不器用で、スター性もない。

人前で技術見せたり、偉そうに物事言える様な人間じゃ無い。

今「THE LIVE」なんかで、

華あるカリスマ美容師さん達(笑)とご一緒させて頂いているけど、

彼らには持っていて、自分には無い物は永遠に沢山ある。

それでも同じステージでやっているからには負けたくないし、

もしかすると神様の気まぐれで勝たせてくれるかもしれないしね(笑)

(勝ち負けの問題じゃないんだけど・・・)

 

rivageの連中はどこに出しても恥ずかしくないくらい仕事出来ます。

自分のその歳の頃と比べても、かなりレベルが高い。

だからこそ、もっともっと走って欲しいし、理想はまだまだほど遠いけれど、

それをどうにかするのがTOPである自分の仕事だと痛感してる。

 

20代、30代には想像できなかった日々の毎日だけど、

それでも負けたくないから(自分自身に)まだまだ足りない事ばかり。

正直、どんなやり方が最良か?なんてわからないし、

頭悪いから、沢山失敗していかないと解らないんだと思う。

そんな感じだから最近うちの幹部には飽きられてますが・・・(汗)

捨てられない様に頑張ります。

 

今年の年末も盛り上がりますよ~!