Yutaka Kashiwagi Blog

Shinbiyo



久しぶりに「Shinbiyo」表紙&巻頭を担当させていただきました。

若い頃、自分を厳しく育てていただいた「しんびよう」のお仕事は、

何時でも大変緊張しますし、重い責任を感じます。

編集部の皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今月は「ナチュラル美容師」の私が表紙ですので、

巻頭の裏テーマは「大人可愛いナチュラルヘア」です。

 

美容師の皆様「Shinbiyo6月号」もうすぐ発売です!!

是非!買ってくださいね〜


長い道

新卒の3名と初メシ。

これから幾度となくあるだろうけど、

いつかこうやって後輩を飯に誘ってあげられる先輩になって欲しい。

スタッフも多くなり、なかなか全員を誘えなくなってしまったけれど、

うちには稼いでる先輩達がもっと沢山いるから、月末でお金が困ったら、

じゃんじゃん自分から誘った方が良いよ。

 

今では先輩も優しくて、なんでも丁寧に指導してくれているけど、

昔は「目で憶えろ!!」なんてむちゃくちゃな事を言われ、

まったく親切には教えてもらえなかった。

でも、その分毎日毎日眼球が乾いちゃうくらい先輩の手元を見続け、

毎晩毎晩眠くて死にそうになるくらい、その日見た技術をマネしてた。

誰もいないフロアーで深夜に一人、

憶えたてのシザーリングでエアーカットした事もあった。

朝まで練習して、帰るの面倒だからシャンプー台でシャワー浴びた事もあった。

良く解ってないくせに、カットの事で仲間と朝まで話した事もあった。

そんな事の繰り返しの数を重ねて無我夢中で仕事に打ち込む。

それが20代美容師のあるべき姿だと思う。

 

計算ばかりして、与えられるチャンスと時間を待つだけで過ごす人と、

失敗しても、怒られても、しつこく先輩につきまとうくらいの人との差は、

あっという間に明らかな差になって表れる。

美容師はサロンで働く時間以外にも、沢山の時間を仕事に費やすし、

他の仕事と比べて過酷な仕事かも知れない。

だけれども、そこに投資した時間の分だけ、

他のどんな仕事よりも自分に帰ってくるエネルギーは大きくなる。

 

この仕事を続けるなら、絶対に諦めたり悟ってはダメ。

自分の知っている限り、この業界で生き残っている人達で、

元々器用でカリスマな人なんて殆ど居ないんじゃないかと思う。

むしろ不器用な人達の方が多いんじゃないかな!?

美容はそんな簡単に出来ないし、そんな簡単に解るもんでもない。

だからこの業界で自分より長く活躍し続けている人は、

それだけで尊敬出来る部分が沢山あるはずだし、

毎日毎日、目の前にある沢山の教科書を少しでも多く吸収して、

いつの日か多くの美容師に尊敬される存在になって欲しい。

自分も、その日まで皆から追いかけられる存在でいられる様に頑張るよ!


伝えたい事

名古屋、広島、福岡と続いた「THE LIVE」というイベントも、

残すは東京のみ。

全国には多くの美容師がいて、勿論、技術が上手な方々は無数にいて、

勿論、今回一緒にやっている4人が、日本のTOPだなんて事は決して無く、

もっともっとレベルの高いところで、

日本の美容師のTOP集団は走っていて、

タイミングを見て混戦から抜け出そうとする人間もいれば、

脱落しない様に必死で付いていっている自分みたいな人間もいる。

そんな必死な自分は、

「俺は人前で仕事を見せられる立場じゃないよ!」

と思って、今まで見せる仕事はほとんどを断ってきた。

 

自分のサロン以外の美容師に、

エネルギーを費やし仕事を見せて何になるの?

そんな時間あったら自分のサロンのスタッフと話していた方がいいでしょ!

自分のサロンのお客様に集中できるように、体力も、気持ちも、

もっともっと余裕を持てるようにしていた方がいいでしょ!

そんなの目立ちたい人が、自己満足でやれば良いでしょ!

正直、今でも同じ気持ちです。

 

自分も、rivageも、

デザインはナチュラルな商業デザインなだけにインパクトが無い。

モードっぽくもクリエイションを強く感じる事も無い。

それは自他共に認める部分で、メーッセージ性が薄いと言うか

中途半端でわかりにくいというか・・・

若い頃から、その「普通のデザイン」にコンプレックスを抱えていました。

だからなおさら玄人の前でかっこつけて仕事したくなかった。

それでも長い間この仕事を続けて来てると、ある程度開き直る事も憶える。

かっこつけても何も出ないんだよ!!て事になる訳。

それで最近は少しはアウトプットしようかと思ってはいます。

 

今になってやっぱり言いたいのは、

サロンや会社のそれも同じなんだけれど、

全部本音じゃないと成立しないし、

技術だって、上手いか、上手くないかなんて、

美容師同士が決めるもんじゃないでしょ!?

お客様が判断してくれるものでしょ!

だから売上げがあがる技術者が、お客様、スタッフ、から支持され、

その結果、美容師にも支持をされる。そう言うものだと思うから、

そんなスタンスで10年、20年馬鹿になってやってみる。

正直に、素直に、がむしゃらに取り組んだ人間がTOP集団で

走り続ける事が出来るんじゃないのかな!?

自分には何の説得力があるか解らないけど、これが自分の生きる道だし、

隠しようも、かっこつけようも無いから、

望まれたら開き直ってどこにでも行っちゃおうかなーと思ってる。

だからこの先も、もう少し脱落せずに走りたいと思う。

楽しいしね!!


4月

いつもながらあっという間に時間が過ぎ、

3月は多くのお客様にご来店頂き、自分も結構頑張りました!

 

4月に入り、新しいcollectionもアップし、新メニューも加え、

フレッシュな新入社員も4名加え、更にパワーアップして頑張れそうです。

スタイリストそれぞれは、4月から様々な仕事のスケジュールが入っていて、

真価が問われそうです。

自分も諸々の作業がほぼ片付き、そろそろ先の事が考えられそうです。

 

先ずは、4月と言う事で、この時期にはいつでも初志を思い出し、

お客様に最高に喜んで頂けるサロン創りの再確認ですね!!