Yutaka Kashiwagi Blog

執着心

「どうしたらお客様が増えますか?」

「どうしたら上手くなりますか?」

 

セミナー等でそんな事を聞かれた場合、

「それは先ず自分で考える事でしょ!」と、

とりあえずは言いますが、

答えるとしたら「執着心」と答えます。

執着心とは、一つの物事に執着する強い想い、強いこだわり。

 

場合によっては、執着心と言う感情があるために、

損をしていると感じる事もあります。

そんな事どうでも良いことなのに、どうしてもこだわり過ぎてしまう・・・

(これは自分にもよく当てはまるんですが(^_^;))

 

必死に向かい合い、努力をする上で必要な執着心ならば

それはそれで良いと思いますが、

そうではなくて必要の無いこだわりや、見栄みたいなものが加わり、

周りから見て対した事の無い物にこだわり続け、

挙げ句のはてに自分が受け付けない事には無関心。

引き出し狭くなっちゃうよね。

 

死ぬ気で努力をすれば良いかと言えば、それもまたどうかと思います。

死ぬ気でやるということは、時間、友達、家族、お金、

他の色々を犠牲にしなければならなくなってきます。

そこまでする必要は無いとは思いますが、

ちゃんと抑えるところを抑えて、

人間関係も自分の大切な健康面もそれなりに保ちつつ、

自分の目指す目標を失わない意志がある事が理想。

そんなバランスを保てることが出来る人こそが

無駄な執着から解放され、スマートに集中出来る人だと思います。

 

でも、生きていく上である程度の執着心は必要だとも自分は思います。

何かを実現させたいと思えば、それ相応の執着をしなければなりません。

時には死ぬ気の努力をする時期も無いといけないのかも知れません。

毎日、1人ひとりのお客様のヘアデザインに

どれほどの執着心を感じて頂けるか?

お客様はお見通しなんじゃないですか!?

「今日、この美容師さんは私に対して

どれほどの想いでやってくれているだろう?」と。

 

自分がどれだけ求めていて、

どれだけの強い意志を持ち、

その時が来たら覚悟を決め、

その時が来たら執着心を強く持って行動して、

自分の納得する結果を出し続ける。

それが大事なことだと私は思います。

 

イチローさんも言っています。

 

「いま、小さいことを多く重ねることが、

とんでもないところに行くただひとつの道

なんだなというふうに感じています。」

 


また一歩


昨日「kore-kara  大人の為のヘアカタログサイト」の、

美容師の方々に向けてのセミナーをさせていただきました。

月曜日開催にも関わらず、多くの方々にご来場いただき、

本当に感謝しております。

 

毎回この様なセミナーをやるたびに、

「誰のため?」「何のため?」と、自問自答するのですが、

色々な経緯で集まった今回のメンバーとも、

自分の中では特別な意味を持つ方々。

結局、一番は「自分のため」になっています。

 

この仕事って、

「このステージがクリア出来れば次はこのステージに進み」とか、

「この立場になったらこう進まなければならない」とか、

そんなのはどうでも良くて、

どういう自分でいたいのか?をごまかさずに、

くり返し、貫いてやり続けるだけだと思うし、

そんなくり返しの中で、歳をとって、時代も変わって、

周りからの見られ方や、評価のされ方も変わり、

やりたい事が窮屈になり、言いたい事が言いにくくなる。

ちょっと最近モヤモヤして来たところに、

今回のイベントでまたヒントをいただける事になりました。

感謝です。やっぱり「自分のため」になっています。

 

セミナーやヘアショーをやる上でのテーマは毎回あるのだけれど、

例えば今回は、

「大人世代を前にして、どの様にサロンで我々は向き合って行けば良いか」

「若い世代の美容師に、コレカラ必要な技術、想いをメッセージする」・・・

と言うのがテーマなっています。

 

今回、このセミナーを観に来て頂いた、

パイプドビッツの石渡さんのfacebookにも書いて頂いた

「このステージ、こういうセミナーを見て、美容師さんたちは、

何を感じて、何を学んで、どう行動するの?

今回だけじゃなく、技術系のセミナーって美容師さんたちは、

どう生かしてるのか、気になる。

技術ってそんなに簡単には身に付かないと思うから。」

 

お恥ずかしい話、このステージで切ったヘアスタイルですが、

この道28年の私は、ベーシックなサロンスタイルをステージで切るために、

ウイックを5台切りました(・・;)

やる側も必死に学び、観る側も必死に学ぶ。

サロンのトレーニングだって同じだし、

そういう気持ちで、くり返し、くり返し、

限りある時間を大切に使ってもらいたい。

 

「kore-kara」からセミナーは、この後4、5回各地であります。

機会がありましたら是非!ご来場ください。

パワーアップしていると思いますよ(^_^)