Yutaka Kashiwagi Blog

技術

外部に技術セミナー等に行く際によく感じるのは、

自分の中では当たり前に出来ている様な技術でも、

教育をする立場になると、

以外と出来ていない部分が多い事に気づく。

サロンの中で、いつまでも最高の技術を習得したいと

一生懸命学び続けている先輩の姿は、

後輩から信頼を得て、そして尊敬されるだろう。

何よりもそんな先輩の後輩である事を幸せに思うはず。

技術は自分自身を成長させる為にだけある物ではなく、

周りの人達をも成長させ、お客様をハッピーに出来る。

美容師としてサロンに立つ以上、

「これだけ知ってればサロンワークは出来る・・・」じゃなく、

永遠に高い技術の追求をしなければならないといけないし、

それを「やれるかやらないか」の差が全て結果として現れる。

自分はそれが出来なくなったと感じたら、

少しずつハサミを置く準備をしはじめると思う。


振り返ると


「今まで仕事してて、何歳くらいが大変でした?」

とお客様に聞かれて振り返った。

 

20代はとにかくがむしゃらに、前向きに頑張って、

30代に自分がどのステージで勝負が出来るのかが決まる、

言わば予選会みたいな10年。

この10年は迷ってもいいし、失敗してもいい。

とにかく逃げずに前に一歩でも進んでいればいいと思う。

 

30代はその自分が立っている本戦で、

全身全霊で向き合って、思い切って勝負する。

この時になってもまだ言い訳して、

理屈を付けてチャレンジできないのならば、

その時点で勝負は決まったもの。

 

30代にどれだけ自分自身に向き合えたか!の結果が、

40代に見えてくる。良くも悪くも。

 

一応50代はまだなのでわかりませんが、

何となくイメージは出来る歳になってきました。

 

50代を充実した日々に出来る様に、

自分自身も色々頑張ります。


忘れてたやつ

 

美容業界をまともな職種にする為に!!」と経営側は奮闘しても、

所詮、世間では当たり前に備わっている、

社会保険・厚生年金・雇用保険・産休...

そんな当たり前の環境を整えられている全国のサロンは何%あるのか?

恥ずかしながらちゃんとは知らないんですが、

私は経営者として、全く勉強不足で偉そうな事は言えないが、

9年前の創業時から、

それが人を雇う上で当たり前の義務だと思ってやって来た。

 

巷では「面貸しサロン」が猛威を振るっている様ですが、

自分1人で稼いで行くには100万そこそこで、

手元に残るのが良くて25万そこそこの給与しか

稼げないんじゃないかな?(すいません。間違ってたら...)

それをどこまで続けても先は見えないですよね。

自分の城を築いて行くのだって、たくさん教育の現場を経験したり、

多くを学べる環境に自分を置く必要があると思うんです。

 

私は経営者として、何の結果も出していません。

本当に偉そうな事は何も言えません。

長女「eriko」次女「五十嵐しの」という女性300万越プレーヤーを、

産休とはいえ一定期間失うのは死活問題でしたから、

五十嵐に「妊娠しました!」と笑顔で言われても、

すんなり「おめでとう!」さえも言えず、

彼女には大変失礼な想いをさせたくらいです。

 

労働集約型のこの仕事をこの表参道でやって行くには、

このリスクはつきまとってくるし、

力のあるスタイリストは

自分の力を試したいと独立を希望する者も多いでしょう。

手塩に育てた可愛い娘の売れっ子女性スタイリストも、

順風満帆に必ず幸せに巣立って行く。

一つだけ思うのは、

こうやって繰り返されて行く事でどんどんパワーは分散され、

全く成熟して行かない業界になって行くんじゃないかな?と。

独立がいけないんじゃなくて、

何か手を取り合って、知恵絞りあって、

どうにかやっていけないのかな?

こんなにも実力と才能がある女性美容師が、

出産後も活躍出来やすい環境を、

政治家の方々は真剣に考えてくれているのかな?

 

と言う前に、先ずは私自身が変わらなければならないのが一番ですね。

今まで馬鹿正直に、何の知恵も出さぬまま、

ただプレーヤーとしてやって来た自分も、

そろそろスタッフに業界に携わる人達に為に、

少しでも貢献出来る様に人間にならなければならない。

そう痛感します。

 

お客様から、スタッフから、

本当にいつまでたっても勉強させられる日々です。

 

言い忘れてたやつ・・・

「しの!おめでとう」


自分印

自分印の付いたデザインが出来上がるのは、

「これだけやったらから出来る」のではなく、

「どこまでやったらから出来る」のではなく、

くり返し、くり返し継続してやり続けている物が、

いつの間にか周りの目から見て

「○○さんらしいデザインだよね!」とか言われて、

はじめて自分印ってこれなのかな〜?と意識し始める。

今ではスタイリングだけしても自分印付けられちゃう

器用な美容師の方々も多いけど、自分は無理。

当たり前だけど、カットさせてもらって、カラーさせてもらって、

自分が好きなデザインの中に大切なポイントを入れて行く。

くり返し、くり返し飽きるまでやって、

飽きたらまた新しい大切なポイントが生まれて来て、

今までの自分印に付け加わって行く。

それでもやっぱり劇的に変わりたくって

自分の大切なポイントも壊したくなる。

なかなか壊せないけれど、壊してみようと思いながら、

トライしてみると何かが生まれる。

天才美容師っていると思うけど、

自分を含めて殆どは普通の人。

だからくり返し、くり返しやらないと追いつけない。

撮影だって、サロンワークだって、何だってそう。

やりがいあるよ!美容師は。


GWとは全く関係ないけど

時間には限りがあると言う事を、

皆にはまだ実感がないようだけれど、

「やれることは全てやれているのか?」

自分は今でもそう考える。

カッコ良くデザインに向き合っているか?

お客様は大切に出来ているか?

スタッフや仲間との関わりの時間は足りているのか?

勇気を持って自分に正面から向き合っているのか?

「ああすれば良かった、こうすれば良かった・・・」

なんて絶対に思いたくはない。

手抜きは絶対しちゃいけない。

勉強なんてたいしてやらなくてもいい。

でも学ばなければならない。

勉強以外に知らなきゃいけない大切な事が沢山あるから。

もっともっと楽しんでやらなきゃだめ。

得意技はそんなに多くなくていい。

だけどそれを極めなきゃ結果は出ない。

たくさん学んで沢山失敗して、人並み以上に美容に捧げる。

今は2、3日寝なくたってどうにでもなるでしょ、

あと20年経ったらそうはいかなくなるから、

大切な時間は今。

今の美容師は、集客やSNSやなんだかんだって大変だけど、

携帯持ってなくても、PC持ってなくても、

スマホなんかず〜とみていなくても、

たくさん飯食って、毎晩飲み行って、音楽聞いて、

バイク乗りまわして…

そんな感じでも、一応ちゃんと美容師続けられてたし。

皆と同じ事やってとりあえず安心して、

たいして長く生きていないのに、世界がわかった様な事言って、

悟って、諦めて、嘆いて、愚痴って、嘆いて、

最後は決って何かのせいにして安心する。

見ている角度をちょっと変えれば、

学べる事は何どこにでも沢山あるんじゃないの?

そう考えないと、この仕事はどんどんつまんなくなる!

苦しくても、諦めずに頑張ってやっていれば、

そこに「ハッピー」てものが必ずあって、

そこからまた次に進む事が出来る様になる。

どうなっちゃってすべて自分が決めた事、自分の責任。

だけど、その「ハッピー」な瞬間は皆がいたから訪れる。

そこだけは忘れないで欲しい。

無償の想いで周りにハッピーの種を蒔いておかないと、

自分にハッピーは訪れない。

だから、沢山色々なところに種を蒔いて欲しい。

お客様、友人、後輩、先輩、彼、彼女、両親・・・

人生はたった一度なのだから。

 

そんな気は無くても、ジジイになるとだいたい思う様になる

 

「ああすれば良かった、こうすれば良かった」と(笑)

だからやりきるのは今しかないんだよね。